ジャンプ

   
ジャンプ

競技説明&ルール

スキージャンプは飛距離とジャンプ中の飛行姿勢、着地の美しさを競う競技です。ジャンプ台の大きさや助走の距離、さらにK点(飛距離の基準点)までの距離などによって、ノーマルヒルやラージヒル、フライングヒルなどの種目に分かれます。実際の選手が飛ぶ距離はノーマルヒルでは概ね100m前後、ラージヒルでは100~180m程度となります。また個人戦と団体戦にも分かれていて、団体戦は4名の選手が1組となります。個人戦、団体戦ともに基本的に選手は2回のジャンプを行い、その合計ポイントによって勝敗が決まります。ジャンプ台を踏み切る力とバランスを取る技術が求められます。

見どころ&採点法

「飛距離」と「飛型(ジャンプ中と着地の美しさ)」をポイント化して、その2つの合計点数が獲得ポイントとなります。「飛距離」はK点を基準にして、実際に選手の飛んだ距離によってポイントが加減されます(距離は着地時の左右の足の中間点で測るので、スキーの板の長さは関係ありません)。「飛型」は飛行中と着地の姿勢を5人の審判員が評価して、1人20点満点の持ち点で0.5点単位での減点法で採点されます。なお、5人中の最高点と最低点をつけた各1名の得点を除いた中間の3名の得点合計がポイントとなります。ただ単に飛んだ距離を競うということではなく、飛んでいる間の姿勢や着地時のテレマークの美しさなどにも注目することで、よりジャンプ競技観戦が楽しめるはずです。

コース説明

コース説明

選手がスタートする位置からジャンプをする踏み切りまでの斜面と着地~着地後の斜面でジャンプ台が構成されます。スポーツニュースなどでよく耳にするのはノーマルヒルやラージヒルというサイズですが、ジャンプ台はその大きさ(規模)によってクラス(種目)が分けられています。 実際の選手はノーマルヒルであれば100m前後、ラージヒルであれば150mほどジャンプをすることになります。また、200m以上の飛距離で争われるフライングヒルというクラスもあります。

道具説明

道具説明

助走中の直進性とジャンプ中に浮力を得るため、他のスキー種目と比べると、板が長く、さらに幅が広いスキーを使用します。選手が使用できるスキーの長さは、選手の身長と体格指数(BMI)によって計算され、現在は板の幅が90~105mm、スキーの長さは身長に対して最大で145%の長さの板を使用することができます。また、身に着けるウェアはジャンプスーツと呼ばれ、このウェアにも細かいルールがあります。使用するスキー、ウェアなどの道具の規定はシーズンによって変更が加えらます。

用語集

スタートから踏み切りまでの選手が滑る斜面のこと。
選手がジャンプをするジャンプ台の先端(踏み切り台)のこと。ジャンプと聞くと、このカンテが上向きに反り上がっているイメージだが、実際には下向きに10°程度の角度が付けられている。
選手がジャンプをして、これ以上飛ぶと危ないという飛距離の基準点。大会ではジャンプ台の大きさ(規模)を表すためにも使用されます。例:HS(ヒルサイズ)140/K124。
ジャンプをする際の踏み切り動作のこと。ジャンプ競技の中でもっとも重要な動作で、サッツの方向、タイミングがズレるだけで飛距離に大きな差がでる。
アプローチの雪に掘られた溝のこと。2本の溝の中に左右のスキー板が入り、選手にとってはこのシュプールが滑走路となる。
選手がスタートをする場所(位置)。
ジャンプの後に着地をする際に決められた、選手がとる姿勢のこと。脚を前後に開き左右の腕を横に広げます。
ジャッジが飛型点を採点するため用いるラインのこと。このラインを過ぎて転倒しても減点対象になりませんが、ラインの手前で転倒してしまうと減点となります。
大会が行なわれるジャンプ台を使用して記録された最長不倒距離。
ジャンプ台の踏み切り台先端から選手が安全に着地できる地点までの距離のこと。一般的にはジャンプ台の規模を表すK点と併記されます。
選手がジャンプをして着地をする斜面のこと。