クロスカントリー

   
クロスカントリー

競技説明&ルール

スキー本来の利用目的である雪上での移動手段から生まれた競技で、すべてのスキーの原点ともいえる種目。クロスカントリー競技の中には6つの種目があり、「クラシカル」(男子:15km、女子10km)、「フリー」(男子:50km、女子30km)、さらにクラシカル走法とフリー走法を前後半で組み合わせた「スキーアスロン」 「パシュート」、「スプリント(個人/チーム)」「リレー」といった競技がある。他の競技とは異なり、必ずしもリフトのあるゲレンデにコースが作られるわけではなく、クロスカントリー専用コースや公道、公園内の林間などといった場所にコースが設置されることがある。

見どころ&採点法

基本的にゴールをした着順で順位が決定しますが「パシュート」の場合は前半のクラシカル走法では一定の時間差をおいて選手がスタートしてゴールまでの時間を計測。後半のフリー走法は前半の上位順から時間差をおいて順番にスタートしてゴールでの着順で順位が決定します。
「スプリント」は個人・チームともに男女別に設定(男子:1~1.8km、女子:0.8~1.4km)された周回コースの着順で順位が決定します。「リレー」はチームの最終走者の着順で順位が決定。雪上のマラソンともいえるクロスカントリーの見どころを一言で表現するのは難しいですが、レース中の選手同士の駆け引きや、屈強な外国人選手を相手に戦う日本人選手に注目です。

コース説明

コース説明

一般的に5km程度の周回コースで競技が行なわれます。コースの高低差は80~100mほどで、登りや下りといった起伏がコース上にあります。クラシカル走法のレースではコース全般に渡り滑走用の2本の溝が掘られているのが特徴で、フリー走法のレースでも下り坂などの箇所に溝が掘られています。
他の競技とは異なり、必ずしもリフトのあるゲレンデにコースが作られるわけではなく、クロスカントリー専用のコースや公道、公園内の林間などといった場所にコースが設置されます。

道具説明

道具説明

国際スキー連盟の基準では、スキーの長さが身長からマイナス100mm以上となっています。スキーの幅は約50mmほどで、中央部が厚くスキーの前後の端が薄いアーチ型のスキーを使用します。スキーの重さは1セット750g以上(国際スキー連盟基準)と規定されていて、伝統的な走法となるクラシカル用の板は、フリー走法用よりも少し長く、軽い物が多く、スキー先端(トップ)の反り上がりが大きくなっています。

用語集

競技のスタート方法の一つ。出走する選手が個別に一定の時間をおいてスタートすること。
クロスカントリー種目の一つ、または走法。スキーを履いた脚の平行を保ちながら、左右交互にスキー板を滑らせる。クラシカル種目の競技中にスケーティング走法をすると失格となる。
コース上の下り斜面でスピードアップをするために選手がとる姿勢のこと。ポールを両脇に挟み、ひざを深く曲げて上体をかがめる姿勢。クラシカル走法、スケーティング走法の両走法で使用ができる。
左右のスキー板を「ハの字」にして、後方向に雪面を蹴って進む滑走方法。フリー種目で用いられる走法。
競技種目の一つ。予選では全選手によるタイムレースが行なわれ、決勝では4~6名程度の選手が一斉にスタートをして上位でゴールした選手が勝ちあがるトーナメント方式を採用。滑走距離は1.5km前後、時間にして2分半ほどで、フリー種目よりも距離が短いのが特徴。
競技種目の一つ。1チーム2名でチームが構成され、4~5チームによって争われる。個人スプリントと同様に、スタートは一斉スタート。規定周回が決められ、その周回ごとにチームパートナーと交代して競技が行なわれる。
リレー種目などで設けられる選手交代の場所。選手は次の走者の背中などをタッチする。
競技種目の一つ。クラシカルとフリー走法を行なう複合種目。一般的には前半をクラシカル走法で競い、後半をフリー走法で争う。
クロスカントリー種目の一つ、または走法。クラシカルとは異なり走法に一切制限がなく、下り坂で滑降する際を除いてほぼスケーティング走法が用いられる。
競技のスタート方法の一つ。出場選手全員が一斉にスタートしてゴールの着順によって勝者が決まります。
競技種目の一つ。1チーム3~4名の複数選手で構成され、各走者の走法が決められています。スタートは一斉スタートで、通常4名構成のリレーの場合は、第1、2走者がクラシカル、第3、4走者がフリーで争われます。