コンバインド(ノルディックコンバインド)

   
コンバインド

競技説明&ルール

ノルディック複合は「ノルディックスキー コンバインド」、もしくは「コンバインド」とも呼ばれる競技で、スキージャンプとクロスカントリースキーの2つのノルディックスキー競技によって行われます。多くの大会で採用されている競技方法は、前半にジャンプ競技を行い選手の飛んだ距離をポイント化して、そのポイントの差を時間に換算。そして、後半のクロスカントリーではジャンプの成績の上位選手から時間差でスタートして、ゴールをした順で順位が決定するグンダーセン方式となります。さらに、ジャンプ競技におけるジャンプ台の大きさによってノーマルヒル、ラージヒルといった種目に分かれ、個人戦と団体戦も行われます。団体戦は4人1組のチームとなり、ジャンプは4人の合計得点、クロスカントリーはリレー方式によって競われます。

見どころ&採点法

ジャンプ競技の採点では、ノーマルヒル、ラージヒルともにK点の距離得点が基準点(60点)となり、選手が飛んだ距離によって点数が加減されます。そしてグンダーセン方式の場合は、ジャンプのポイントをタイムに換算。ジャンプ競技のポイント15点が1分として計算され(団体戦の場合は45点が1分換算)、ポイントの上位選手からタイム差によってスタートして、クロスカントリーの着順によって順位が決定します。パワーと瞬発力が必要とされるジャンプ競技と持久力が決め手となるクロスカントリー。2つの相反する種目をあわせたこの競技では総合的な身体能力が求められることから、ヨーロッパではこのノルディック複合の王者に「King of Ski」という称号が与えられます。

コース説明

コース説明

選手がスタートする位置からジャンプをする踏み切りまでの斜面と着地~着地後の斜面でジャンプ台が構成されます。スポーツニュースなどでよく耳にするのはノーマルヒルやラージヒルというサイズですが、ジャンプ台はその大きさ(規模)によってクラス(種目)が分けられています。
実際の選手はノーマルヒルであれば100m前後、ラージヒルであれば150mほどジャンプをすることになります。また、200m以上の飛距離で争われるフライングヒルというクラスもあります。

コース説明

一般的に5km程度の周回コースで競技が行なわれます。コースの高低差は80~100mほどで、登りや下りといった起伏がコース上にあります。 他の競技とは異なり、必ずしもリフトのあるゲレンデにコースが作られるわけではなく、クロスカントリー専用のコースや公道、公園内の林間などといった場所にコースが設置されます。

道具説明

道具説明

上)ジャンプ用
助走中の直進性とジャンプ中に浮力を得るため、他のスキー種目と比べると、板が長く、さらに幅が広いスキーを使用します。

下)クロスカントリー用
国際スキー連盟の基準では、スキーの長さが身長からマイナス100mm以上となっています。スキーの幅は約50mmほどで、中央部が厚くスキーの前後の端が薄いアーチ型のスキーを使用します。

用語集

コース上の下り斜面でスピードアップをするために選手がとる姿勢のこと。ポールを両脇に挟み、ひざを深く曲げて上体をかがめる姿勢。クラシカル走法、スケーティング走法の両走法で使用ができる。
左右のスキー板を「ハの字」にして、後方向に雪面を蹴って進む滑走方法。フリー種目で用いられる走法。
クロスカントリー種目の一つ、または走法。クラシカルとは異なり走法に一切制限がなく、下り坂で滑降する際を除いてほぼスケーティング走法が用いられる。
スタートから踏み切りまでの選手が滑る斜面のこと。
選手がジャンプをして、これ以上飛ぶと危ないという飛距離の基準点。大会ではジャンプ台の大きさ(規模)を表すためにも使用されます。例:HS(ヒルサイズ)140/K124。
選手がスタートをする場所(位置)。
ジャンプの後に着地をする際に決められた、選手がとる姿勢のこと。脚を前後に開き左右の腕を横に広げます。
ジャッジが飛型点を採点するため用いるラインのこと。このラインを過ぎて転倒しても減点対象になりませんが、ラインの手前で転倒してしまうと減点となります。
大会が行なわれるジャンプ台を使用して記録された最長不倒距離。
ジャンプ台の踏み切り台先端から選手が安全に着地できる地点までの距離のこと。一般的にはジャンプ台の規模を表すK点と併記されます。
選手がジャンプをして着地をする斜面のこと。